御所南〜京都駅(なぜか都市比較論)
京都大阪旅行記の最後です。
清課堂さんの訪問を終えた後、御所南から京都駅まで歩いて戻りました。
清課堂さんのある寺町通り。ちょっと人通りが少なく開いているお店が少ないですがこの辺りの店は週末が休みらしいです(この日は土曜日)。

この通りを歩いていて何か違和感を感じたんですよね。しばらくそれが分からなかったんですが・・・何だと思います?自動販売機がないんです(横道入った側面にはありましたが)。この辺りも小銭稼ぐことが先に来る某商店街とは志が違います(笑)。
カワイイ。これを実際に書いたのが本当に可愛らしい女性であることを祈りたいです。
このように趣のあるお店はゴロゴロしてます。ただし、電線が邪魔だね。自販機とともに電信柱も埋めてしまいたいところ。
寺町通りから横にはいると、二条通、夷川通、竹屋町通。店が連続しているいわゆる商店街ではないけれども、乙な店が点在してます。そのうちの2つ。
民家改造系カフェ。このタイプは東京にもたくさんあるけど、やっぱりなんか違う。調べてみると・・・築100年を超える元呉服屋さんを改造したそうな。そりゃ違うよね。京都、恐い怖いコワイこわい。
これ以外にも古そうな建物はそこら中にあった。
看板と建物の対比がなんともいえない。
御所南小学校。見つけてまずビックリしたのが塀と門がないこと。これだけで普通な小学校ではないと確信したけれども、実際、かなり先進的な試みをやっている学校でした。
子供の減少に伴う統廃合でできた学校らしいけれども、その政策のせいもあって、方々からこの学校目当てで引っ越してくる子供が増えてるそうな。そのため、この辺りは新築マンションラッシュになっている。商売やるよりマンション建てた方が良いかも・・・なんてことで町の景観が大きく変わらなければよいけれど。
御所南から南下して京都の中心街。御所南はこの中心繁華街からはちょっと外れている。この位置関係は、小杉駅前と法政通りの関係に似ている。
関西ではアーケードがないと商店街とは言いません。それぐらい気合いの入ったアーケードがたくさんある。旗日の国旗がいかにも商店街っぽい。
仕事を探しているこども。ではないです、よくみたら焼きそば食べてます(笑)。
先ほどの続き。なぜ関西ではアーケードがたくさんあるかというと、街の構造自体がとても機能的で(基本的に碁盤の目状)、人が通る道と車が通る道がきちんと分離されている(東京と地図で比較してみてみたら一目瞭然)。だから、アーケードも造りやすい。歩行者天国という仕組みがあるけれども、僕が知る限り、関西では見たことがない。
東京は皇居を中心に、まるで蜘蛛の巣のような構造をしているけれども、これは長い間農業しかやってなくて、そのあと城ができてそれを外敵から守るために、どうしましょうか?といった結果こうなった気がする。
少なくとも商業を発達させることをメインに考えていたらこんな構造にはとてもならなかっただろう。
東京も碁盤の目状に構築されていたら、大江戸線のような一駅乗るんだったら歩いた方が早い!というような世界遺産もできることはなかったわけで(笑)、でもね、僕は東京の皇居を中心に無限に広がっていくかのような感じが好き。
東京はもし京都と同じ街の作り方をしていたら、いつまでも「東の京」と思われ続け「東京」とはならなかったかもしれない。京都、大阪を越えて飲み込んでいくには、違う次元の概念のもと街を作る必要があった。
僕はこの東京の蜘蛛の巣構造、定期的な大地震と富士山の噴火は東京の膨張には大事な条件だったのではないかと思っている。
実はただ単に、京都、大阪が盆地で狭く、関東平野がむやみに広かった。という条件だけでこのような違いになってしまった可能性も高いけどね。(東京に出てきた人が「今日は何かのお祭りなの?」の次に思うのが「どっち見上げても山が見えないよ!」らしいです)
だれかが仕組んで作ったのなら、ぜひその人に会ってみたいです。連絡お待ちしています。
で結局、僕は何が言いたいかというと、関東人の抱く関西のこてこて混沌としたイメージは完全に演出だと言うこと(笑)。
確かにミクロに見れば、そのイメージ通り。しかしマクロに見れば、どうやって財布を空にさせるか?という方針のもとすべてが構築されているものすごく洗練されたスマートな街。
長話の間に駅に着きました。この駅にもいろいろ議論があるらしい。
僕の友人の友人の京都人に言わせれば「京都駅は京都の恥」だそうです。
京都駅もやっぱり中心街からは実は外れていて、どうやって駅に人を留めるか?ということを強く意識しているような構造のような気がする。
これで最後です。これも京都駅内。ちょっと奥の裏の方。
面白い旅でした。京都、大阪には10回ぐらいいってるけどまだまだ飽きません。自分の街の未来を描くにも、毎回良いインスピレーションを与えてくれます。とにかく今まで積み重ねてきたものの厚みが圧倒的ですね。また行きます。

